【スト5 攻略】ガイル攻略④~ソニック関門から中距離関門まで~
さて今回からガイルに寄るまでの過程を解説していくのだが、ボリュームがありすぎてまたもや分作になっている。
今回はソニック関門から中距離関門までということでよろしくお願いしたい。
当然の事ながら第一回から第三回までの内容を全て読んだ前提での解説になっている。
なのでまだ読んでいない場合はこちらからまずは読み込んで欲しい。
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これまでのガイル攻略記事
【第一回】
【ストVキャラ攻略】対ガイル攻略①~ゴール設定とソニックの対処~ - 格闘ゲームとキャリア
【第二回】
【ストVキャラ攻略】対ガイル攻略②~ガイルの通常技・特殊技への対処~ - 格闘ゲームとキャリア
【第三回】
【ストVキャラ攻略】対ガイル攻略③~踏み込みの目的と中足関門への解答~ - 格闘ゲームとキャリア
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各距離の関門の整理
さて今回で第四回となるわけだが、一回から三回の解説が組み合わさった形で展開してていく。
まずは距離ごとのざっくりとした関門のイメージを持ってもらいたい。
関門毎に少し幅を持たせているのは自分と相手の踏み込みや下がりでその都度変化するためである。
まずは一旦リュウガイルにおいてはこの距離ごとに読み合いが変化するものだと認識してくれればよい。
今回からはこの距離ごとの関門の突破とその読み合いについて解説していく内容となっている。
それではまずはラウンド開始直後の距離の読み合いから。
<ソニック関門(ラウンド開始直後の距離)>
この距離では互いに打撃が届くような距離ではないため、必然的に選択肢が弾を撃つかどうかのような読み合いが中心となる。
ソニックをいかに対応し近づくのかが重要な距離のため、ソニック関門と呼んでもよいかもしれない。
しかしながらこの距離の最も重要なポイントは、
「ガイル側は下タメで“飛び”と“弾”を同時に抑制出来る」
ということ。
つまりこの距離で工夫無しに波動を撃ってしまうと、対空ついでの下タメでこちらだけ弾抜けリスクを負わされることになる。
もちろんガイル側はソニックを撃てるため、こちらはソニックを捌く意識を持っていなければならない。
つまりこちらは見てから弾抜けの選択肢がない中で、ガイルにだけ見てから弾抜けと対空を両立できるという距離なのだ。
なのでこの距離で戦うのは非常にリスクリターンが合っていない。
基本的にはリュウの選択肢の中で最もとるべきなのは踏み込みになる。(この距離で弾を撃ちあってもこの理屈のせいで勝てない)
相手が弾抜け意識をしていた場合にはひとまず踏み込み自体は可能。
踏み込むことでこの“対空”と“弾抜け”を両立できる距離をつぶすことが出来るのである。
※弾抜けの難易度が上がる
また開始直後の離れた距離ではガイルのソニックに関しても見てから垂直や心眼等の対応もしやすい。
そのためこの距離では対処がしやすいソニックをいかに被弾なく踏み込めるかが重要になってくる。
第一回目の記事の内容を参考に、まずはこの距離のソニックへの対処ができるようになればひとまず次の「中距離関門」に至れるはずだ。
■ラウンド開始直後の距離(ソニック関門)のまとめ
・この距離では下タメがあると弾抜けと対空を両立されてしまうので、下タメがある場合には撃たない
・この距離ではソニックへの垂直や心眼等の対応がしやすい
・基本はソニックへの対応を意識しながら踏み込む
<中距離関門>
続いてはラウンド開始直後の距離から一歩踏み込めた距離。
とりあえずこの記事内では“中距離”と一言で表現させていただく。
この中距離の関門の読み合いの要点は、
・ガイル側だけ打撃で触る選択肢がある
ということ。
一つ目の要点について、
ここまで踏み込めれば波動を弾抜けされるリスク自体はそれほど考えなくてもよい。
ただここでの波動を撃つ際に気を付けなければならないのはガイルの裏拳(6HP)だ。
ガイルとしては抜けられない距離で撃つと分かれば今度は裏拳で波動を潰そうと振ってくる。
なのでリュウ側はこの距離でしゃがみ待ちすることで、裏拳の空振りを差し返すことが出来る。
二つ目の要点は“ガイル側だけ打撃で触る選択肢がある”ということだが、どの技で触れるのか整理しよう。
基本的には先ほどの裏拳以外にも3つの選択肢がある。
(ソバット)
(リバスピ)
(大K)
それぞれの大まかな技の特性と対処については第二回目の記事を参考にしてほしい。
踏み込みガードで有利フレームを得るのが基本だがそれだけではこの関門を突破するにはリュウの歩き速度と技のリーチでは難しい。
そのため下がりからの差し返しかリターン狙いの立大K置きが関門突破のカギとなる。
下がりでの差し返しを見せることで、ガイル側に技を当てなければいけないという意識が強まり先端での牽制が減る。
そうすればより深い踏み込みが可能になる。
しかしながら「差し返しのために下がる」という行為は、
ゴールである「画面端に追い込む」というプランから遠ざかる行為であるため実際にはこのバランスが非常に難しい。
特に差し返し狙いの下がりに対してソニックを撃たれてしまうと、ガイルの最強の間合いである「弾抜けと対空を両立できる距離」を作られてしまいがちだ。
牽制技の先端を差し返そうと下がるばかりではガイルに有利な位置をキープされてしまうことを注意したい。
次に立強K置きについて。
しゃがみに当たらないがガイルの立技の牽制に対してリターン勝ちを狙いやすく、ソニックの発生部分も潰せるという特徴がある。
差し返し狙いばかりでラインを下げるのではなく、立強Kの置きを強気に見せることでも踏み込みを通しやすくなる。
ただしガイル側としてはしゃがみで待つことで差し返し自体は容易に出来る。
ポイントは立強Kの置きをケアする場合にはしゃがみで待つ、ソバット等の牽制の割合が減るということ。
よってこちらも結果的に深い踏み込みが可能になるのだ。
■中距離関門のまとめ
・ガイル側にだけ打撃技での牽制の選択肢が存在する距離である
・踏み込みガードが基本だが関門突破のためにリュウは差し返し待ちの下がりか、立大K置きで牽制技にリスクを与えるのが重要
・ガイルのしゃがみ待ちが増えたら弾も撃てるし、踏み込みも深くできる
次回の話
次回は最も内容の濃い「中足間合い関門」についてになる。
この関門を超えられればようやくリュウの距離といえよう。
今回はソニック関門と中距離関門までであったが、基本的には「踏み込み+対応」がセットだ。
ソニック関門であればソニックへの垂直や心眼をしながらの踏み込み、中距離関門であれば差し返しや大K置きをしながらの踏み込みとなる。
実際の対戦では距離を潰すまでにどうしても被弾するシーンがあると思うが、それは端に追い込んだ時に回収するようにすればよい。
次回はリュウガイル攻略のキモになる中足間合いを徹底的に解説していけたらと思う。
また疑問等が合ったらコメントで聞いてほしい。
続き↓
それでは
未完