【キャラクター紹介】リュウ
今回から各キャラクターの特徴、長所や短所を紹介していく記事を書いていきます。
第一回はストリートファイターシリーズ、永遠の主人公であるリュウです。また簡単なセットプレイなども紹介していきたいと思います。
基本性能
体力:1000
スタン値:1000
前ダッシュ:16f
後ダッシュ:21f
前歩き速度(1f当たり)0.0470
後歩き速度(1f当たり)0.0320
必殺技
・波動拳(236p)
威力:60(100)
スタン値:100(150)
発生:14f(11f)
全体硬直:45f(42f)
※()はex版
⇒リュウを象徴する波動拳。弱中強でそれぞれ弾速が変わり、弱で遅い弾、強で速い弾を撃つことが出来る。この弾の緩急で相手を翻弄し、飛んで来たところを昇竜拳によって対空する。これが波動昇竜と呼ばれる戦術になる。
強みは一度出てしまえば差し返しがされないという点だが、逆に弱みは飛ばれてしまうと大ダメージを受けてしまうこと。また弾抜けと呼ばれる性能の技相手にも波動拳をすり抜けられて攻撃されてしまう。
S4で大幅な強化を受けて、硬直減少や弾速の緩急が強くなるなど波動が強力になった。胴着キャラクターの中では最も強いこと弾を持っているため、キャラクターの差別化がより鮮明になった。
弾で相手を動かして、その行動を潰していくようなスタイルはケンや豪鬼では難しい。そのようなスタイルを目指したいならリュウが良いだろう。
・昇竜拳(623p)
威力:弱100、中120、強130、ex160
スタン値:150(200)
発生:弱3f、中4f、強5f、ex3f
性能:
弱=1~3f投げ無敵
中=1~6f対空無敵
強=3~6f弾無敵、打撃無敵
ex=1~15f完全無敵
⇒様々な用途で使われるのがこの昇竜拳。コンボの締めはもちろん、対空や無敵ブッパでも大いに活躍する。
弱中強exとそれぞれ性能が変化し、それに応じて使い分けなければならないため、初心者は気をつけるポイントに。
弱版→相手の投げを読んだ時に
中版→相手の飛び攻撃に
強版→遠めの対空、3f潰し連携への割り込みに
ex→相手の重ねを読んだ時に(相手が技を振っていれば必ず当たる)
昇竜拳を食らった後は後ろ受け身を取ることで、起き攻めを避けることが出来る。
しかしex版のみ当てた後の最速前ステップがその場受け身に-3f、後ろ受け身に+2fという状況になる。普段は後ろ受け身で良いが、ex版だけは後ろ受け身で有利フレームを作られてしまうので気をつけよう。
威力:弱90、中100、強110、ex140
スタン値:150(150)
発生:弱10f、中12f、強14f、ex10f
⇒中、強、exには弾抜け効果が有るものの、弾無敵がつくタイミングがおそく、技の発生が遅いことも相まって見てから抜けるのは難しい。
当てた後にまともな起き攻めにいける技はこの竜巻しかなく、リュウの起き攻めの起点を作るための生命線となる。
EX以外はしゃがんでいる相手に当たらないため、コンボする時は相手が立っているかしゃがんでいるかは必ず確認。
ちなみにS4の調整を受けて、EX竜巻から晴れて起き攻めが可能になった。以前はその場受け身に五分、後ろ受け身に重ならないという散々な状況だったが、現在はしっかり起き攻めになる。
・上段足刀蹴り
威力:弱70、中80、強100、ex80
スタン値:150(150)
発生:弱10f、中16f、強18f、ex18f
⇒S3で追加された新技、上段足刀蹴り。
S4の調整で発生が大幅に強化され、小技から弱足刀、中足から中足刀、立中p、屈中pから大足刀が繋がるように。
またEX上段足刀蹴りは単発の威力が低い変わりに、ヒットすると相手が壁バウンドするため強昇竜での追撃が出来る技になっている。
用途としては置き技に仕込みつつ、ダウンを奪ってラインを上げたり、EXをコンボに使い火力をアップさせるたりなど。竜巻がしゃがみ相手に当たらないこともあって、ノーゲージでダウンを奪いたい場合はこちらのコンボを選択することもある。
残念ながら中央では後ろ受け身に起き攻め出来ないが、画面端限定で前ステップからかかと落とし(4大k)を重ねることで両対応になる。
☆主なセットプレイ
1.弱竜巻→前ジャンプ
その場受け身にめくり飛び重ね、後ろ受け身に安全飛びに
安全飛び=重ならない変わりに昇竜をガードできる飛び
※遅らせて前ジャンプすれば詐欺飛びも可能
2.弱竜巻→前ステップ×2
その場受け身に+4f、後ろ受け身に+9f。
後ろ受け身にも投げを重ねられるレシピ。
3.中竜巻→前ステップ
その場受け身に+2f、後ろ受け身に+7f。
弱竜巻との違いは後ろ受け身に対して弱竜巻よりも離れてしまうこと。その代わり相手の投げ暴れも後ろ歩きでスカせるため、シミーを狙う場合は有効。
4.大竜巻→後ろ投げor垂直ジャンプ
その場受け身+5f、後ろ受け身+10f。
受け身を見て後ろ投げを重ねることで、威力150、スタン値200の投げを押し付けることができる。相手が投げ抜けするようになれば、今度は垂直ジャンプから投げ抜けを狩り、もう一度大竜巻からの攻めに持っていくことが出来る。
5.(画面端)弱竜巻→中p(フレーム消費)→鎖骨割り
中段攻撃による両対応という恐ろしい連携。恐らくリュウしか出来ない中段による両対応で、さらに後ろ受け身の場合には+3fとなりコンボにいける。
受け身無しに対しても、大k空振りから起き攻めに持っていけるため、リュウの数少ない分からん殺し連携。
6.(画面端)上段三連撃→VT発動→立弱p→前ステップ表裏
上段三連撃からVトリガーを発動して、浮いている相手をペチッと落としてから前ステップで表裏択をかける。
最速で前ステップをすると表、ほんの少しディレイをかけると裏になる。
キャラクターコンセプト
基本的には「自分から攻める」と言うよりも「相手を迎撃する」キャラクター。そのために飛び道具の波動拳と対空技の昇竜拳を持たされている。
自分から攻めて行こうとすると、どうしても豪鬼やケンの方が攻めるためのパーツを持っている。そのため守備的な立ち回りがリュウの特徴となる。
弾の性能だけで見ると、サガットの方に分が有るが、サガットの足回りや身長を考えるとリュウの方が小回りが効く。また攻めの点でも、サガットよりも前ステップや飛びが優秀で差別化はしっかりされている。
弾だけではなく、距離調整を含めて相手を翻弄して勝つのがリュウというキャラクター。
打撃のリーチが残念ながら短いのも、相手を迎撃する作りになっているためだ。相手の前進を咎めるように中足や屈中p、波動拳を有効に使っていこう。