格闘ゲームとキャリア

ストリートファイターVの攻略を基本に書いています。気に入った記事には星やブクマ貰えると嬉しいです。

EVO Japan2020の振り返り(ストV編②)


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何とか前日の予選では初戦でルーザーズに落ちるも、

二日目の予選にまでこぎ着けることが出来ました。

 

予選二日目に進むことが出来ましたが、

ここからレベルがグンと上がり一層の集中が求められます。

 

次の対戦相手は事前に分かっており、ラシードと戦うことは予想出来ていました。

その日の出発直前までラシード対策を練り上げ大会に臨みます。

 

◆当日朝のラシード対策ラウンジ

 

ラシード戦へ不安を抱えたまま臨むのは良くない。

そう思い急遽その日の朝にラウンジを募集してみました。

 

そこで来てくれたのが、

小学生ながらマスターに到達するほどの腕前を持つ“サトル”君。

他にもマスターのラシードが一人入ってきてくれ、大会前にラシードと試合を多く重ねることが出来ました。

 

しかしリュウにとってラシードは少し分が悪いと感じる相手。

ラシードと戦う上でネックとなるのは以下の二つの技。

 

【2Vスキル】
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この弾抜けのせいで中間距離での波動拳が撃ちにくい。

当たればラインを押し上げられる上にVゲージまで溜まってしまう。

対策としては抜けられない位置で波動拳を撃つという方法。

しかしそこには“コレ”が待っている。

 

【2強P】
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非常にリーチの長い通常技。

二段目がカウンターした場合にはクラカンコンボにまで繋がる。

これが波動拳を抜けられない位置で撃とうとすると、見事にパキンパキンとカウンターしてしまう。

 

まずこれらの技に気を付けながら試合を組み立てる必要性がありました。

 

ラウンジの中で色々な動きを試してみましたが、結局は堅く立ち回ることが最も手応えが得られました。

 

残りの課題は、

「どれだけ抜けられない波動拳を撃つか」

 

これが大会で出来れば十分に勝てるのではないか、

そう感じられるラウンジ対戦となりました。

 

◆ストV予選(2日目)

 

●一試合目

当然相手の方のキャラクターはラシード。


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こちらの当初の作戦はまず、

波動拳が抜けにくいという印象を与えること。

 

そのためにラウンド開始直後、

いきなり波動拳を撃つ。

さらにもう一発。

 

こうすると相手は波動拳への警戒が強まり、弾抜けを狙っている素振りが感じられました。

 

警戒が強まっているこのタイミングで秘策の“踏み込み波動拳を使います。

 

踏み込み波動拳は前入力を長めに残すことで、わずかながらに前進しながら波動拳を撃つテクニックです。

これによって波動拳がカウンターヒット。

 

一見微妙なテクニックなのですが、これだけでかなり弾抜けが難しくなります。

まずはこれで序盤のペースを握りました。

 

次にラシードの2強Pへの対策として、後ろ歩きでスカしての差し返しを意識。

何度か差し返しを決めることで、

相手は技を空ぶる可能性のある距離で2強Pを振れなくなります。

 

またこの技をガードしてしまった場合、Vリバーサルを使いラインを押し上げます。

これによって白ダメージを得つつ、ラシード戦で最も厳しい画面端を事前に回避することが出来るのです。

 

対策がはまり1セットを先取するものの、

2セット目は攻めの意識を強めた結果取り返されてしまう。

フルセットに向けてより一層の堅い立ち回りを意識し臨みました。

 

こちらがラウンドを先取し迎えた第2ラウンド。

試合終盤でお互いに残り体力は殆どなし。

しかしリュウは画面端に押し込められている状況。

 

ギリギリの攻防が続く。

ここで何とか相手の猛攻を凌ぎ切る。

最後は勝負を決めにきた相手の中段をガード。

そしてしっかりと確定反撃を決めて勝利。

 

不思議な感覚でしたが、

この時の中段技がスローモーションのように見えていた気がします。

 

前回のEVO Japanでも中段を立って勝ったので大会では集中力が増しているのかもしれません。

 

これで何とか初戦を突破!!

⇒結果:2-1

 

勝利の嬉しさのあまりこうツイートしました。

 

「I have Satoru !!」

 

※元ネタ

2018年、EVOでPunkを倒し優勝したときど選手のコメント。

Punkと同じキャラクターを使うマゴ選手との練習が決勝で活きたことから、

「I have Mago」

と英語でコメントした。

 

●2試合目

次の相手はゴールデンボンバー歌広場さんか、ベガ使いのプレイヤーの勝った方のどちらかでした。

 

一進一退の戦いの末…

フルセットフルラウンドの試合を制したのはベガのプレイヤー。


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ちなみにその方から僕は試合前に声をかけられていました。

なんとこのブログの記事を読んで頂いたことがあるとのこと。

それを聞いて非常に嬉しかったです。

 

ベガ戦に関して言えば、

トパンガチャリティーカップにてベガに負けたのが悔しく、昨年から対策を練り上げていました。

 

大まかに言ってしまえば、ベガ側に対応を迫るという対策です。

飛びや前ステップなどで積極的にしかけることで、対空の難しいベガに意識的な負担を与えることを常に意識します。

 

VリバーサルやEX波動を使いとにかくラインを押し上げ、常に試合の主導権を握ることに成功。

攻略記事を書いたものとしては負けられないという強い意思のもと戦い、どうにか勝利を納めることができました。

 

⇒結果:2-0

 

●3試合目

ここで再び登場したのがバーディー。


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相手は初日の一戦目に負けたプレイヤー。

昨日の過ちは繰り返さない、そう反省し臨んだ一戦でした。

 

内容は昨日よりも遥かに良く、戦略通りの動きが出来ていました。

フルセットフルラウンドまでもつれ、互いに残り体力わずか。

 

しかし画面端にいたリュウが最後のコパンを食らってしまい敗北。

ここで僕のEVO Japan2020は終わりました。

 

⇒結果:1-2

 

●まとめ

 

【成績】
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個人的には厳しい試合を勝つことが出来て、それなりに手応えを得られる結果となりました。

 

対策してきたキャラクター達との対戦が多く、その対策が活きた実感もありました。

しかし一番の反省点はやはり序盤の集中力。

 

昨年のEVO Japanでも初戦にルーザーズ落ちしており、同じ展開になっています。

これからの目標としてはなるべくウィナーズ側で勝ち上がること、そして相手を畏怖させられる程のリュウの動きを身につけることです。

 

畏怖させられるパーツは波動拳だと考えています。

今はとにかく波動拳を軸にした立ち回りを構築している段階です。

 

これが完成したときには新しいリュウの姿になっているのではないか、

そう信じてこれからも練習していこうと思います。