【ストV 防御テクニック】バックステップの復習(※2021年1月更新)
バックステップを使いこなそう
※2021年1月更新
今回はバックステップの強さについて詳しく解説していこうと思います。
発売当初は様々存在していた防御テクニック。例えばジャングラ、中pグラ、必殺技仕込みグラ等々…
しかしそれらは既に削除され、正々堂々と投げと打撃に読み合わなければならなくなりました。
つまり、防御手段が減ってしまい誤魔化しが効かなくなったということです。
しかしながら発売当初から変わらず強いままのシステムもあります。それが…
⇒“バックステップ”
ただガードと投げ抜けを使い分けるだけでは、暴れ潰しと投げ抜け誘いの後ろ下がりだけでダメージを取られてしまいます。
そこでバックステップを上手く混ぜることにより、読み合いの選択肢を増やしてなるべくダメージを貰わずに凌ぐことが出来るのです。
それではバックステップについて詳しく解説していきます。
バックステップの基本性能
・全体フレーム
最速:21f(リュウ、キャミィ、春麗、バルログ、かりん、ララ、いぶき、豪鬼、コーリン、カゲ、ルシア)
速:22f(ベガ、ネカリ、是空)
普通:24f(ナッシュ、ケン、ラシード、ファン、アレックス、バイソン、ジュリ、メナト、ブランカ、サガット、本田)
遅:25f(ミカ、ザンギエフ、ダルシム、ガイル、ユリアン、アビゲイル、ファルケ、G、ギル)
最遅:26f(バーディー)
バクステの距離や全体フレームの長さはキャラクター毎に異なるため、自分のキャラクターの性能は覚えておきたいところです。
・判定
“3f目から空中判定+被カウンター判定になる”=“入力から2fまでは地上食らい”
※空中判定+被カウンター判定の持続はキャラクター毎に異なる
空中判定になると投げやコマ投げをスカすことが出来ます。
また打撃を食らったとしても空中食らいになり追撃を貰いません。
この仕様をどのような局面で利用するか、いくつかピックアップしてみましょう。
①密着され打撃で固められている時
3f暴れ潰しのような連携の場合、固めと歩き投げや固め直しの択に付き合わされてしまいます。しかしバックステップを使うことによって空中食らいで逃げることが可能です。
例えばよく見かけるリュウの中p→中pの連携
発生5fの中攻撃でガードでリュウ+1fと、最速の打撃の発生が4fのキャラクターの場合は割れない連携となります。
しかしこの連携は1段目の中pをガードした後に、最速でバックステップをすることで回避することが出来ます。
他にも、アレックスのラリアット→中p
ラリアットをガードさせるとアレックス側が+3fとなり、コマ投げと打撃の択になります。
この連携に対してバクステを見せるとどうなるか。
3fから空中判定になりますから、中pは空中食らいで済みます。もちろん相手がコマ投げを選択していた場合はスカすことが出来るので反撃確定です。
このように、ただガードしたり投げ抜けしたりでは凌ぎきれない局面でもバクステを見せることで両方に対して安く済ませることが可能になります。
またこのような打撃を一発ガードした後のバックステップを、「ワンガードバクステ」と呼んだりします。
非常に強い防御方法なので是非使いましょう。
②コマ投げ読み垂直をケアした通常投げをされた時
一見分かりにくい例ですが、
ララやミカ、ザンギエフなどを相手に垂直でコマ投げをスカそうとした時、相手が通常投げを選択していたとします。
そのような場合、対空が間に合ってしまい再び密着の択が始まってしまうケースがあります。
つまりコマ投げキャラの側は、
コマ投げ読みの垂直に対して通常投げを重ねながら対空まで出来るわけです。
対空されないようにしながらコマ投げと通常投げを避けるには、バックジャンプかバクステになります。
③密着起き攻めされた時
被起き攻めの際にも単純に投げ抜けを入れるのではなく、リバサバクステの選択肢を見せましょう。
相手の投げ重ねに対してや、無敵を警戒した遅らせ打撃、投げ抜け誘いの後ろ下がり、垂直投げ抜け狩り等の選択肢を安く済ませることが可能です。
逆に負けてしまう選択肢としては、
起き上がりの2f目までに重なっている打撃やクラカン属性の技、小技当て投げ(バクステのタイミングがズレてしまい対処が難しい)等になります。
相手がどのような技を起き上がりに重ねてくるのか注意を払いながら、使い分けてみましょう。
④密着を作られ、後ろ下がり読みの下段を振られた時
相手の当て投げに対して、後ろ下がりで避けるというのは非常に強い行動になります。
しかしながら相手もせっかく密着を作ったわけですから、そう簡単に後ろに歩かせて貰える訳もありません。
後ろに歩くばかりでは、適度に下段を混ぜられて手痛いダメージを取られてしまいます。
しかし距離を取らなければ投げられてしまうかもしれないし、固め直されてしまうかもしれません。
そんなときにもバクステは有効です。
キャンセルの効くような中足はバックステップで空中食らいになり、投げの場合は避けることが出来ます。
固め直しの歩き打撃もスカすことが出来ますから咄嗟に距離を取りたい場合に有効です。
結局何に勝てて、何に負けるの?
◆勝てる選択肢(安く済ませられる)
①投げ重ね
②遅らせ打撃(空中食らい)
③投げ抜け狩りの後ろ下がり
④投げ抜け狩りの垂直
⑤3f、4f暴れ潰し連携(空中食らい)
※ガード+2fの弱技で、初段が持続当ての場合はバクステ空中食らい不可
例)ネカリ弱k重ね、かりん弱k重ね、ラシード屈弱p重ねetc...
◆負ける選択肢
①空中判定移行の2f目までに重なる打撃
③小技当て投げ
※バクステタイミングがズラされるため(対処可)
④相手の前ステ
⑤空中コマ投げ(ザンギエフのボルシチ、ミカのエアプレーン、アレックスのEXエアニーなど)
上記のようになります。
抜けや間違いがありましたら連絡下さい。
勝てる選択肢の多くは投げ関連になるのが分かりますね。
また打撃についても、空中食らいで安く済ませられると考えれば遅らせ打撃などには読み勝ちと考えて良いでしょう。
それでは今回の記事はこれで終わりになります。