新生リュウ爆誕!
ついに調整が…!シーズン4のリュウ!
もう“たかし”と揶揄されていた今までのリュウはいません。生まれ変わって、真のリュウとして帰ってきました。
今回はS4でリュウに加えられた調整を詳しく見ていきます。
テンション上がりすぎて震えてます…(西野カナ現象)
調整項目
特に重要な変更点を見ていきます。
1.中足のヒット硬直差+2f
→これにより中足がヒットしていた際に、より波動拳が繋がりやすくなった。またカウンターヒットした場合+4fとなり、立弱kやノーキャン昇竜が繋がるように。
2.波動拳の硬直2f減少、ガードバック拡大
→波動拳の硬直が2f減少したことにより、より波動拳を飛ばれにくくなった。
→ガードバックの拡大によって、弾撃ちでラインを押すことも出来るようになった。ガードバック拡大は安全波動を撃てるかにも関係するため、弾撃ちの判断にも大きな影響を与えることに。
3.波動拳の緩急がより明確に
→弱波動は遅く、強波動は速くというウル4にもあった調整で、弾抜けがしにくくなったのはもちろん、垂直飛びに対しても踏ませやすくなった。遅い弾をガードさせれば、より大きな有利フレームを作ることが出来るため、硬直が2f減ったことも相まって弱波動が非常に強力な選択肢に。
これにより中距離以遠で弱波動をガードさせると、次の波動拳が飛べない安全波動になりやすくなった。
4.EX竜巻から起き攻め可能に
→S3まではその場受け身に±0、後ろ受け身に+5fという状況で、起き攻めが出来なかった。
S4からはその場+2、後ろ+7fで距離が近いという状況に変わり、起き攻めが可能となった。
5.足刀のコマンド変更、発生強化、EXの前進距離増加
→コマンド変更によって、歩き屈中kや離し入力から暴発しやすかった足刀が改善。またS2まで存在した、立弱kに真空コマンドを仕込むことでの立弱kCA仕込みが復活。
→発生強化により小技から弱足刀が繋がるように。これによってリュウの高性能な立弱kからダウンを奪え、地上戦の技振りに幅が生まれた。
→EX足刀の前進距離が増加したことで、今まで入らなかった距離からのコンボ火力が爆上げ。仕込みでも当たりやすくなったため、全体的な火力アップに。
<まとめ>
波動拳の強化によって、相手をより弾撃ちで動かすことが可能になった。
また足刀が通常技から繋がりやすくなったことで、置き技からリターンが取れやすくなった。そして中足波動の強化で前に来る相手に対しての抑制力が増加。
攻めや崩しに関する方向では大きな調整はなかったが、全体的に立ち回りを強化する調整が入った。トリガーで一発逆転、ではなく立ち回りからしっかりダメージを積み重ねて勝ちなさい、という開発からのメッセージか。
これでようやく胴着キャラクターの差別化が上手くされるようになった。
ただぶっちゃけ、まだまだ豪鬼の方が強い。
S1→S2のようなダルマ調整にしなかったのはCAPCOMも学んだのだろう。
これで良いと思う。
上を下げて、下を上げるという方向性が見えたし、今回は上のキャラクターも下げすぎていない。まだまだ戦える水準にいる。
今シーズンのリュウは確実に真ん中より上、つまり中堅上位に位置するキャラクターと言っても良い。
ただ実際には、リュウにとってあまり相性の良くないバーディー、豪鬼、ベガ、メナト、ラシードは依然として上位にいると予想。恐らくリュウの1キャラのみでトーナメントを勝ち上がれるほどの爆発力はない。しっかりとピンポイントでカウンターピックを用意して、対戦に臨むのが次のシーズンではないか。
ちなみに僕は…
“臭ってる”アレックスとのダブルメインで行きます。