【スト5 調整】ついにたかしが…リュウに進化した!シーズン5リュウの強化内容を考察(必殺技編)
今回は必殺技編になります。
前回の通常技・特殊技編であのボリュームなのに必殺技編の今回もかなりのボリュームになってます。
それでは見ていきましょう。
前回の記事はこちら↓
調整項目(必殺技)
今回も各種強化の重要度を☆五段階で表記しているので参考にしてみてください。
①波動拳
【重要度】☆☆☆☆☆
・攻撃発生前のやられ判定を後方に縮小しました
・足元のやられ判定を下方向に縮小しました
・動作開始1F~2F間はやられ判定が後方に移動しないようにしました
・VT1版がLV2になるまでのタメ時間を1F早くしました
⇒これまでは波動拳の発生前の食らい判定が大きく、弾抜けされないように相手の牽制ギリギリの距離で撃とうとするとむしろカウンターを食らうケースが多くありました。
今回は発生するまで手元の食らい判定が出ないようになったので、より近い距離での波動拳が有効になりました。ただし下段に対する食らい判定は変更がないため、相手の下段に対してはこれまで通りEX波動拳を使用しましょう。
②EX波動拳
【重要度】☆☆☆★★
・しゃがみ弱Pからキャンセルした際に攻撃発生が11F⇒10Fとなるように変更しました
・VTⅠ版の動作後半でキャラクターが後方に移動するタイミングを通常のEX波動拳と統一しました
・VTⅠ版がカウンターヒットした際の吹き飛びをノーマルヒット時の吹き飛びと統一しました
・コンボカウント始動値を下げました
・VTⅠ版のコンボカウント加算値を上げました
・VTⅠ版のコンボカウント上限値を上げました
⇒コンボカウント系の調整についてはこれによってコンボの幅が広がりました。画面端では先端ヒットから弱足刀がヒットするようになるなど細かい変更があります。
またしゃがみ弱Pからの発生が早くなったことで、キャンセル時に連続ヒットするようになりました。
③昇竜拳
【重要度】☆☆☆☆☆
・カウンター時の吹き飛びをノーマルヒット時と統一しました
・弱版の威力を100→110に変更しました(Vトリガー1中は110→120)
・強版の攻撃判定を上方向に拡大しました
・強版の攻撃持続3F目以降のコンボカウント上限値を上げました
・Vトリガー1中のEX版にカメラ演出を追加しました
・EX版の二段目がヒットしやすくなるよう変更
⇒昇竜拳の調整の中で最も大きな変更が強昇竜の持続部分がコンボになるようになったことです。これによって画面端1ゲージコンボの火力が伸びました。
<コンボレシピ例>
立中P→しゃがみ強P→EX竜巻→強昇竜
これまでは何故か画面端1ゲージの火力が下がるという意味わからない調整だったのですが、これでようやく画面端のEX竜巻から繋がる技が増えました。
【重要度】☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
・しゃがみ状態の相手にもヒットするように変更しました
・ダメージを(弱90/中100/強110)⇒(弱80/中90/強100)に変更しました
・(EX版)初段の攻撃判定を前方に拡大しました
・(EX版)初段が空中ヒット時、以降の攻撃判定が上方向に拡大されるように変更しました
⇒今回の最大強化された部分なので☆10個です。
全ての強度の竜巻がしゃがみにヒットするようになり、起き攻め機会が爆発的に増えました。
これまではしゃがみの相手に技をヒットさせてもゲージを使うか、起き攻めのない足刀を使うしかありませんでした。しかしこの調整によって竜巻でコンボをしめることでラインの押上げと起き攻めの両方を得ています。
またしゃがみに当たることで仕込み技としても強力になり、立弱Kや中足の仕込みがさらに強力になりました。
EX版は差し返しから安定して繋がるようになったほか、空中コンボに組み込むこともできるようになりました。
⑤上段足刀蹴り
【重要度】☆☆☆☆☆
・ダメージをそれぞれ、70/90/100→90/100/110に変更しました
・動作開始から攻撃発生の1F目までの押し合い判定を上方向に拡大しました
・(EX版)ヒット時の吹き飛び速度・高さを変更しました
・(EX版)攻撃発生を18F⇒17Fに変更しました
※他にも細かい調整がありますが割愛します。
⇒まずはダメージがそれぞれアップしています。これはしゃがみに当たるようになった竜巻と差別化をするべく威力を増加しているとのことです。
また特筆すべきなのはEX足刀の強化です。
発生が17Fになったことで中足から最速キャンセルで繋がるようになりました。つまりは中足からのリターンがとてつもなく上がったのです。残念ながらヒット確認は難しいのですが、差し返しや確定反撃等の確認が必要ない局面では必ずEX足刀にしたいところです。
また硬直や高さ、吹き飛び速度が変更されたことによってEX足刀からネリチャギ(4HK)が中央でも繋がるようになったことや、画面端でも弱、中昇竜でコンボすることが出来るようになりました。
今回のリュウはどれだけEX足刀を当てられるかで火力を出せるかどうかが決まってくるので、これまで以上に咄嗟のコンボ判断が重要になりました。
総評
全ての必殺技が強化されていますが、特に竜巻のしゃがみヒットが大きいです。
これによって起き攻め、仕込み、ライン上げ、ゲージ効率のすべてが強化されています。
またEX足刀の変更がリュウの中足からのリターンを爆発的に上げており、ヒット確認はできないものの中間距離での火力強化につながっています。
波動の発生前の食らい判定が出なくなったおかげで、より近い間合いに踏み込んでの弾撃ちが出来るようになったのも重要な変更です。
特にPC版では弾抜けがしやすい環境になっていました。
そういった駆け引きの中でこれまでよりも踏み込むことで、さらに相手の弾抜けを難しくすることが出来ます。
今回の調整によって起き攻め機会と単発火力の両方が強化されました。
そのため対戦相手からしたら、
「リュウの火力ヤバくないか!?」
と感じると思います。
今までも密着の立中Pを当てさえすれば火力は出ていたのですが、火力の出し方が限定的だったので結局負けてしまうというパターンが多かったのです。
しかし中間距離で火力を出す手段を得たことで、より相手への抑制力が高まりました。そうなると今度はより弾撃ちが機能してくるので、地上の圧力が増したのは弾撃ちの面でも追い風な調整となっています。
次回はラスト、「Vスキル・Vトリガー編」になります。
通常技・特殊技・必殺技でこれだけの変更がありながら、VスキルもVトリガーも強化されています。
(なぜもう少し早くこうした“気合の入った”調整が出来なかったのか…)
特にVトリガーⅡの変更点は猛烈な強化なので、そちらも楽しみにしていてください。
それでは
未完
(こちらの記事も読んでいきませんか?)
ストVの歴史シリーズ①~↓