EVO Japan2020の振り返り(ストV編①)
前回はサムスピ編と言うことで、ストVの予選の前の模様をお伝えしました。
今回は本命のストVの話になります。
それではよろしくお願いします。
◆ストV予選(1日目)
予選のプールが後半組ということもあり、
試合は16時からのスタート。
この日は全ての試合でリュウを使うことに決めていました。
やはり何年も苦楽を共にしてきた相方です。
俺とこいつならどんな困難でも乗り越えられる、そう信じて練習してきたのです。
「どんな相手でも、どんと来いや!」
そう思っていました、この時までは。
●一試合目
初戦の対戦キャラクターはなんとバーディー。
これまでリュウとしては相性が最も悪いのでは、
と言われるほどの厳しい組み合わせでした。
しかし今回の調整の結果、
バーディーにはノーゲージの弾抜けが難しくなったり、めくり飛びも落としにくくなったりするような調整が入りました。
これにより以前よりもはるかに戦いやすくなっている組み合わせなはずでした。
僕は前シーズンのバーディーはかなり対策を練り上げ、それなりに成果も出せていました。
しかし新しいシーズンに入り、
全くといって良いほどバーディーをやることが出来ておらず、特に戦略を持たずフワッと試合に入ってしまったのです。
試合が始まるとその自信の無さ、戦略性の無さが浮き彫りになりミスを連発。
ほとんど良いところがなく0-2で敗北しました。
⇒結果:0-2
はい。
まさかの初戦でルーザーズ落ちです。(泣きたい…)
●二試合目(ルーザーズ)
次の相手もまさかのバーディー。
「もう、勘弁してくれ…」
と思いましたが、
初戦の反省点を活かし前シーズンに練り上げた対策をもう一度思いだすことに努めました。
僕のバーディー戦の大まかな対策は、
無理して攻めずに99秒使って勝つことです。
(初戦ではそれが出来なかった)
基本はEX波動やVリバーサルを使ってラインを上げ、その後少しずつ下がりながら時間を使います。
バーディー側にレバーを前に倒させなければ勝てない組み合わせだったので必然的にこうなりました。
作戦が見事に機能して無事勝利。
ルーザーズファイナルにコマを進めます。
⇒結果:2-0
●三試合目
相手はいぶき使いのプレイヤー。
この試合に勝てれば二日目の予選に進むことが出来る大事な試合。
序盤はかなり、かなり堅く入りました。
理由としては先ほどのバーディー戦が凌ぐ戦い方で上手くいったからです。
いぶき戦も同様にじっくり戦うことで勝機を見出だしました。
じっくりと戦うのが機能したのか、
相手のミスを多く引き出すことに成功。
対空からもダメージをしっかり取れてまずは1セット先取。
しかし勝負を急ぎ、攻めの圧力を強めた結果反撃されすぐさま取り返されてしまいます。
2セット目の内容が悪すぎたので、改めてじっくり戦うことを意識。
またもこちらがペースを掴み、フルセットの末勝利をもぎ取ることが出来ました。
⇒結果:2-1
どうにか予選二日目への切符を手にして初日を終えることが出来ました。
●予選初日を終えて
全ての試合を通じて感じた反省点としては、
“攻め急いだ時には勝てていない”ということ。
リュウというキャラクターはどうしてもディフェンシブなタイプだと思います。
恐らく調整しているチームもそのようなイメージを持って各技の調整をしているのでしょう。
そのためガードを解いて殴り合えるほどの攻撃力は正直リュウには無いのではないか、そう感じました。
特にいぶき戦では画面端に持っていかれた時には非常に脆い印象がありました。
今後のリュウの方向性を決める上で、非常に大きな気づきを得ることが出来たので良い経験でした。
今後はじっくり戦うスタイルを基点にした方向性で練習していこうと考えています。
次回はルーザーズ二日目の模様を書いていきます。
しばらくお待ちを!!