格闘ゲームとキャリア

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ダイヤグラム、使用率(2019年1月)


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S4最初のダイヤグラム、使用率データ

 

2019年1月分のダイヤグラム、使用率のデータが先日公表されました。前回のデータはS4が途中で始まったこともあり、正確なデータとは言い切れませんでした。今回は完全なS4のデータになりますので、S4に関しては今回のダイヤグラムや使用率を基準に考えていくのが良いでしょう。

12月のデータと一部比較しながら考察していくことにします。

 

 

ダイヤグラムの推移

まずは前回の全体勝率順位から比較していきましょう。上位13キャラの特徴や共通点、その推移などを見ていきましょう。

 

【前回】
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(※上位13キャラ 2018年12月)

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【今回】
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(※上位13キャラ 2019年1月)

 

まず上位4キャラは変わらず、ユリアン→ベガ→バルログダルシムの順となりました。また今回、次点の5位に来たのはなんとブランカでした。

上位13キャラの中で変化があったのは、13番目のキャラがアビゲイルからかりんへと変わったことです。やはりS4の調整が向かい風となっているのでしょう。逆にかりんは体力の増加がランクマッチでの安定性に繋がったことでこの位置にいられるようになったと考えられます。

 

全体の感想としては、

「やはり“溜めキャラ”の勝率が著しく高い」

ということです。

また特殊な動きや対策が求められるキャラの勝率も高めで、ダルシムやファン、バルログといったような変則的なキャラのある意味強みと言えるでしょう。

またバーディーの勝率が下がった背景には、Vトリガー2が騒がれ始めたことがあるかもしれません。まだ慣れていないVトリガー2を練習するプレイヤーも多かったのではないでしょうか。

 

使用率の推移

次に使用率の推移を見ていきましょう。上位5キャラ、下位5キャラに絞って比較します。

 

【前回】
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(※2018年12月)

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【今回】
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(※2019年1月)

 

いわゆる“胴着キャラ”が上位4つを独占しています。使用率1位のリュウは前回よりも約0.6ポイント上昇し、さらに使用率が高まっています。また豪鬼についても前回よりも使用率が上がっています。

新キャラの影なる者は前回の、8.9%から6.7%まで下落。リュウ豪鬼の使用率が上がっている背景には、リュウ豪鬼を使っていたプレイヤーがお試しで使用していたが、結局乗り換えることはしなかったということが考えられます。

 

そして5位には大きな変化が現れました。

使用率5位の座がガイルからザンギエフへと変わっているのです。

つまり、

 

ザンギエフはマイナーキャラどころか、使用率トップ5のメジャーキャラなのです!

 

ガイルは大きな下方修正を受けたために、乗り換えを検討しているプレイヤーもいたのでしょう。逆にザンギエフは上方修正を受け、サブキャラとして練習したり、ザンギエフに復帰しようというような動きがプロゲーマーの中でも現れたりと注目度は一気に高まりました。そうした要因もザンギエフ使用率5位に位置する背景にあるのかもしれません。

 

下位5キャラは面子自体に変化はありませんが、メナトが1%を割ってしまう事態に陥っています。下方修正を受け、新たに乗り換える人も居らず、さらにマイナーなキャラになってしまいました。逆にファンは不動の最下位かと思われていましたが、少しずつ使用率が増え始めています。後数ヶ月後にはメナトを追い抜く可能性も出てきました。

また使用率の低いキャラの中でも勝率が高いのがブランカダルシム、ファンで(5.100以上)、ファルケがそこそこ(5.051)、メナトが低い(4.781)状態になっています。


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(※2019年1月)

使用率が低ければ珍しさが強みに働き、勝率が高いこともありますが、現状のメナトはそういった要素もないようです。勝率が低いことも相まって、今後はさらにメナトの使用率が低下していくのではないかと予想します。逆にファンは勝率も高いので、乗り換え含めて若干増えていくのではないかと考えられます。この2キャラの使用率が逆転するのも時間の問題でしょう。

 

 

まとめ

大きな変化として、アビゲイルの勝率低下とかりんの台頭、バーディーの若干の勝率低下(サブキャラ開拓とVトリガー2が影響か?)、メナトの勝率、使用率両方の低下がありました。

また前回と同様、溜めキャラの勝率が非常に高いことは変わっていません。

 

今後、行われる可能性のあるバランスの再調整や新キャラの追加などが行われればまたゲームシーンは変化していくでしょう。S4が今後どのような動きを見せるのか、注目し続けていく必要があります。