格闘ゲームとキャリア

ストリートファイターVの攻略を基本に書いています。気に入った記事には星やブクマ貰えると嬉しいです。

【スト5 攻略】ストVにおける防御の崩し方(2021年3月更新)


f:id:Yuri-gorimusou:20190129024338j:image

※2021年3月更新:内容を若干修正しています

 

今回は密着での崩しの基本を押さえることで、強者も崩せるような攻めを可能にするのが狙いです。

相手の防御癖を読む+その局面でどんな選択肢が有効なのかを把握することの両面が必要になってきます。

一つ一つ押さえていきましょう。

 

“崩し”の基本的な原則

強者と対戦した時に、「相手を崩せない、ダメージが取れない」と感じたことはないですか?

そのような上級者をどうしたら崩せるようになるのか。まずは原則から話していこうと思います。

 

「リスクを冒さないと、リターンは得られない」


f:id:Yuri-gorimusou:20190129025738j:image

 

原則として以上のことを念頭に置いて考えてみてください。

強者との対戦においては、読み負けたら自分もダメージ負ってしまうような選択肢を取っていかないと崩せません。

つまり低リスクな選択肢ばかりでは、強い相手を崩すことは難しいのです。

では次からは実際の選択肢に重ねて考えていきましょう。

 

密着の選択肢(代表例)

 

1.暴れ潰し

・無敵技以外には勝てるが、相手が暴れてくれていないとリターンが取りにくい。その代わり暴れを潰せばカウンターヒットになるためリターンは高め。

暴れ自体のリスクが高いので、上級者はみだりに暴れてこない。

暴れてこない相手に暴れ潰しの連携をしていてもリターンは取りにくいので選択肢を変える必要がある。

 

2.当て投げ

・小技当て投げは上級者にも有効な選択肢であるが、実際には読み合いの選択肢が増えて当て投げだけの崩しではリスクリターンが合わないことがある。

相手の後ろ下がりによって、打撃はガード、投げはスカされてしまうという負けの選択肢が生まれてしまう。

これを狩るには下段択を混ぜなければならないが、確認出来る下段技を持っているキャラクターは一部なので読み合いの数が増えてしまう。

 

※最初の起き上がりの読み合いを“初手の読み合い”とすると、

当て投げは初手の読み合いを放棄し、二手目の読み合いに狙いを絞っている選択肢と言えます。

初手の崩しを放棄することの重大性を認識して、何を狙って当て投げをするのかを整理しましょう。

 

3.強攻撃(クラカン対応)重ね

・3f技の暴れには負けてしまう選択肢だが、バクステに対してクラカンを取りに行く選択肢。またタイミングにとっては遅らせグラップ、ファジーコパにもクラカンを取ることが可能。

バクステの選択肢を明確に狩る選択肢だが、暴れを食らうリスクも含む。

しかし相手を暴れさせれば、次にその暴れを潰す選択肢を取っていればリターンに出来る。いかに相手に“暴れさせるか”を考えるべき。

 

4.後ろ下がり、バクステシミー

・無敵技や遅らせグラップを狩る選択肢で、負ける選択肢は相手の下段暴れや一部キャラの投げ暴れ等。リスクは低いうえに、相手のグラップを狩りつつ無敵技をガード出来る選択肢になる。

上級者の多くは“中央では投げを受け入れる”ことを基本にして防御択を選ぶ。

投げを受け入れている相手に対して、後ろ下がりの選択肢ばかりではリターンは取れない。せっかくの起き攻め機会を逃すことになり、結果負けに繋がっていく。

 

5.遅らせ打撃

・発生の早い無敵技をケアしながら、相手のファジーコパや遅らせグラップなどをタイミング次第で潰せる選択肢。またカウンターヒットになるため、投げやシミーよりも火力を出すことの出来る。

投げ暴れに非常に弱く、特に相手を画面端に追い込んでいる時には遅らせ打撃はやってはならない。またバクステやジャンプ、ガードに対してリターンが薄いので、ハイリスクハイリターンな選択肢と言える。

 

6.踏み込み打撃(固めなおし)

・一発目の打撃をガードされた次の一手。相手との距離を詰めながら歩いて打撃を打ちにいく。有利フレームをもう一度取りつつ距離を離さないことが可能。実質的に遅めの遅らせ打撃に当たるので、遅めのファジー打撃などにヒットする。

暴れを食らうリスクがあり、投げ暴れにも投げられてしまう。

リスクは大きいがガードで固まる相手をひたすら固めることが出来る。

 

暴れと投げ抜け

相手が起き上がりや不利フレームで暴れてきました。

あなたはどのような感想を持ちますか?



f:id:Yuri-gorimusou:20190129224406j:image

 

「こいつ、擦ってきやがって!」

と思う方もいるかもしれません。

しかし僕は、

「よし!暴れさせたぞ!」

と思うようにしています。

 

何故なら“暴れ”という選択肢を潰す行動は、単純な“暴れ潰し”で良いからです。

 

もしこちらが割れない連携を組んでいたら勝手にリターンが得られるのですから、こんな簡単なことはありません。

 

逆に暴れてこない相手を崩すには、投げやグラップ狩りの読み合いをしなければならないので、こちらの方がよっぽど難しい読み合いですよね?

投げ抜けに関してですが、上級者ほど投げ抜けの数をセーブします。投げ抜けの代わりに何を使うかと言えば、リバサバクステです。

f:id:Yuri-gorimusou:20190129223200j:image

必ずこの防御方法に対して解答を持っておかなければ崩すことは難しいです。

投げ抜け狩りだけではなく、バクステ狩りも同時に狙っていかなければなりません。

 

今回は以上になります。

安定の暴れ潰しや当て投げだけでは崩せないことはお分かり頂けたでしょうか。

負うべきリスクは負わないと、強者は崩せないことを踏まえて、勇気を持って投げを重ねたり、踏み込んだりしてみてください。