格闘ゲームに使える!どこでも出来る読み合い練習法を紹介
読み合いの練習方法とは?
どんな格闘ゲームでも必ず重要になってくるのが“読み合い”。
普段から読み合いの練習をどうやってすれば良いのか悩んでいた。
もちろんゲームが出来る環境であれば、ゲームをすれば良いだろう。ただし常にゲームが出来る環境にいるのは難しい。
そこでゲームが出来ない時間に読み合いの強化をすることが出来ないか考えていた。
読み合いの練習は筋トレと違って一人で行うことは出来ない。やはり相手がいての読み合いだ。
しかし特に場所の制限がなく、かつ道具も必要なく、格闘ゲームのように早い展開での読み合いを練習する方法などあるのだろうか?
あった。
見つけてしまった。
それが、
「高速あっちむいてホイ」
である。
・基本的なルール
1.じゃんけんはなるべく早いテンポで行う
2.勝った側があっちむいてホイのテンポを決められる(早いテンポのままでも、一旦仕切り直してもよい)
3.三本先取した方が勝利
以上。
まずじゃんけんの時点で1/3、次にあっちむいてホイで1/4の確率になる。
つまりじゃんけんで勝ち、なおかつあっちむいてホイを当てられる確率は単純計算で1/12になる。
この1/12の確率をどれだけ“読み”によって上げられるかが鍵になる。
なぜこの高速あっちむいてホイが読み合いの練習になるのか。
まず“高速”であるが故に、どうしてもじゃんけんや顔の向く方向に癖が出てしまうこと。
最初は確かに1/12なのだが、やっていくうちに相手の癖を読み取れれば、当たる確率を上げることが出来るのだ。
じゃんけんの勝ち負けを瞬時に判断し、勝った場合は相手がどちらの方向に向くのか、負けた場合は自分がどちらに向くのかを決めなければならない。
やってみるとこれが意外と難しい。
試しに家族や友人とやってみると良い。
まずテンポの早いじゃんけんですらかなりの癖が出る。あいこの後に何を出すのか、どの手をだしがちなのか、そういった情報を観察する力を養うことが出来る。
次にあっちむいてホイの顔の向く方向だが、テンポが早いと人によって上下の癖か左右の癖が出る。
どうしても咄嗟に向く顔の方向に偏りが出てしまうのだ。
そしてこの「高速あっちむいてホイ」のルールのキモは、
勝った側があっちむいてホイのテンポを決められることにある。
実は一旦相手に考えさせる時間を用意すると、相手は無意識に癖を反省し、逆に癖とは異なる選択肢を取りがちなのだ。
これはかなり数をこなさいと、その絶妙な時間は分からないのだが、一瞬相手に思考の時間をあえて与えるのも揺さぶりになるのである。
どこでも可能なこの「高速あっちむいてホイ」、
かなり奥深いので実践してみてほしい。